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のんびり気ままなBL小説中心の読書記録。

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「姑獲鳥の夏」

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お気に入り度 ハート 薄ぴんくハート ちょっと薄ぴんくハート ぴんく

「魍魎の匣」のアニメをDVDで観て、気になってシリーズ最初から読んでみることに。

量が多い上、ものの見方、概念の話が多く、さらに一つの話をするのに5、60ページと長々と語っているので読みにくい。
けれども、独特の世界観に入り込めれば、あとはどんどん引き込まれていく。
とくに下巻は展開が速く、ページをめくるスピードが上がっていった。
ミステリーに人間の精神が及ぼす不思議な現象、けれど科学的に説明できないこともない、気味の悪い奇怪な現象に思える要素がふんだんに盛り込まれており、ぞっとするところがあったが、面白かった。

語り手は売れないへっぽこ小説家の関口であるが、彼をどうしても好きになれない。
関口は探偵役ではなく、ワトソン博士の立場ではあるのだが、どうにも弱い人間である。
弱くて、醜い。いいところもあるけれど、彼の弱さが事件と関わりを持つことで引き立つ。
読んでる私は自分の弱さ・醜さが露見しているようで、自分の嫌なところなんて見たくないから、目を背けたくなる。
できればこの後もこのシリーズを読みたいと思うのだが、関口の不愉快さに耐えられるかどうか心配。

主人公の京極堂こと中禅寺秋彦は、古書店の店主にして陰陽師である。
彼の言うことはなかなか理解するのが難しいが、「この世には不思議なことなど何もないのだよ」というセリフにつきる。

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