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のんびり気ままなBL小説中心の読書記録。

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「純白の条件」/雪代鞠絵

雪代鞠絵「純白の条件」 ill.みろくことこ B-PRINCE文庫

純白の条件 (B‐PRINCE文庫)純白の条件 (B‐PRINCE文庫)
雪代 鞠絵 みろく ことこ

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お気に入り度 ハート 薄ぴんくハート ちょっと薄ぴんく


可愛い感じのが読みたくてイラストで選んでみたのだが…、ちょっと可哀想な話だった。

主人公・羽根は両性具有だが、男になりたいと思っており、羽根は常に劣等感を抱いていた。
一方の幼馴染の日夏は容姿もよくスポーツも勉強もできて、高校の生徒会長を務めている。

日夏は羽根の身体の秘密は知らないが、兄・冬月は医者で羽根を“治療”している。
そのため日夏は羽根と冬月が付き合っているのではないかと疑い、羽根に八つ当たりしたり、愛情の裏返しで意地悪をしてしまう。
ちょっぴり羽根が可哀想に思えたのだが、日夏の気持ちも分かるし、不器用さが可愛いくて良かったなぁと思う。

で、問題は冬月である。
彼は海棠家の当主であり、代々当主は時折生まれる両性具有者を幽閉して交わり子を産ませることで力を得て支配してきた。
男になりたいという羽根には女性よりの身体になってもらわなくてはならない冬月の“治療”は実際には何もせず、可愛さ余って時々悪戯していただけだったのである。
さらに海棠家の当主としての矜持や海棠家の因習が気味悪く、当たり前のように日夏が当主として生まれてこなかったことを卑下しまるで兄弟の情が感じられない。
羽根に対する想いも海棠家の当主の伴侶になる“天使”として見る目のほうが強く、日夏への恋心を利用する卑劣さが許せない。
ただ、冬月の救いは羽根自身に対する愛情があったことで、一生座敷牢に閉じ込め知識を与えなかった天使を外に出し、日夏を選んだ羽根を開放したこと。
これで海棠家の因習が消えるとは思えないが、羽根が男として男の日夏を好きになったことの影響は大きかったように思える。

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