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のんびり気ままなBL小説中心の読書記録。

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「くちびるの封印」/うえだ真由

うえだ真由「くちびるの封印」 ill.高星麻子 幻冬舎ルチル文庫

くちびるの封印 (幻冬舎ルチル文庫)くちびるの封印 (幻冬舎ルチル文庫)
うえだ 真由 高星 麻子

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お気に入り度 ハート 薄ぴんくハート ちょっと薄ぴんくハート ぴんくハート 濃いぴんく


再読。
最初に読んだ時は普通だったが、読み返してなんかすごく好きになった!
きっとこの本のよさに気付けたんだと思いたい。

会社員・瑛司×高校生・悠紀。
たまたまいつもと違う電車に乗ったことがきっかけで知り合った二人は、一度だけと関係を持ってしまう。
誘ったのは悠紀のほうだが、常に優等生で羽目を外したことのない悠紀にとっては精一杯勇気を振り絞った初めてのことだった。
その後も瑛司との関係は続くのだが、悠紀は父親という一つの問題を抱えていた。

悠紀の父は、母を亡くしてから息子に関心を持たず過度に放任する父親だった。
父の愛情を欲して優等生でいるが与えられず、どんどんストレスを溜め込む悠紀の逃避が酒と煙草と瑛司だったのだ。
一方の瑛司も、規模は小さいが会社社長の愛人の息子で、別会社の社長令嬢と結婚するも夫婦仲は上手くいっていない。
瑛司の場合は父親の家ともそう悪い関係ではないし、上手く息抜きして立ち回っているが、悠紀のほうは高校生という幼さと不器用さもあってそう簡単にはいかない。
しかも、瑛司と出会ってからもう一つ悩みが増えた。
好きなのに好きと言えない、妻のいる瑛司との身体だけの関係はどれだけ悠紀を癒し苦しめただろう。
決してキスだけはしない瑛司に、毎回心はないのだと言われているようなものだったはず。
瑛司から逃げ出したあとの悠紀はさらに読んでいてとても辛かった。
好きな人と同じ煙草の銘柄にしたのは切なくも可愛らしいけど、酒と煙草の量がどんどん増えていくのに悠紀自身が自分の心の痛みに気付いていないのが痛々しい。

瑛司については時々彼視点で語られるので、ほんの楽しみだった悠紀に惹かれている様子がわかる。
こういう大人が年下でしかも高校生の男の子に惚れていくというのがすごく好きだ。
瑛司でいいなぁと思うところは、悠紀を過度に甘やかさないところ。
傷ついた者同士、傷を舐めあうような関係が多いと思うが、この二人は上手く互いを補い合っているいいカップルだと思う。

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