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のんびり気ままなBL小説中心の読書記録。

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「フェイク・ダイヤ」/久能千明

久能千明「フェイク・ダイヤ」 ill.志水ゆき 角川書店

フェイク・ダイヤフェイク・ダイヤ
久能 千明 志水 ゆき

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お気に入り度 ハート 薄ぴんくハート ちょっと薄ぴんくハート ぴんく


この著者を読むのは2冊目。
いい加減文庫版「グレイ・ゾーン」の下巻を読まねばなぁ。
既に上巻の内容を思い出せない…。

さて、これはがっつり映画撮影に挑む俳優が演技に悩む成長物語。
はっきり言って面白かった。
面白かったんだけれど……勿体無いなぁ、物足りないのだ。



有名映画監督の助手×モデルから俳優になったイケメン。
受けは顔よし頭よしで要領もいいので、わりと何でもそつなくこなせてしまうんだけれど、度胸も勇気もなくて臆病で、いつも周りに流されてばかり。
それが、いつも自信に溢れている年下男に挑発され、協力を得ながら自分では完全に役者不足だと思っている大役に挑んでいく。

この主軸となる映画撮影がすごく面白いのだ。
演技に悩む受けがあれやこれやと悩みながら体当たりでぶつかっていき、成長していくのはわくわくする。
劇中劇である映画のストーリーもとても面白いし。
だからもっとじっくり撮影シーンや受けの成長過程を読みたかった。

もちろんBLは恋愛小説だから、恋愛も大事だ。
真ん中あたりで既に二人は役作りのために体を重ねてしまい、撮影終了まで逢瀬は続くのでエロの回数だけはかなり多いのである。
でもこれが楽しくない。
攻めはともかく受けが恋愛感情を持って抱かれていないし、好きという想いが芽生えていても自覚がまったくなく、映画の役に心酔しきっているから、何度濡れ場があってもそれは攻めとのロマンスとは私には思えなかった。
せめて二人が両思いになった後に、キスより先もあればなぁと思う。
二人にとってそのキスは大事な意味を持っていたけれど、本当のラブラブえろが読みたかった。

きっとページ数に対してスケールが大きかったんだろうなぁと思う。
いや、逆か。スケールの大きさや、物語性の深さに対してページが少ないんだ。
せっかくのハードカバー。
価格やページ数になんかこだわらず、本当に読者に面白いものを読んで欲しいと思うなら、無理に削らずにじっくり読ませてくれればいいのに…なんて思ってしまった。
長いと読みにくい読者もいるんだろうけど…でもこれだけ面白いんだから少しくらい長くたって問題ないよ。

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