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のんびり気ままなBL小説中心の読書記録。

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「ノルウェイの森」/村上春樹

村上春樹「ノルウェイの森(上)(下)」 講談社文庫

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お気に入り度 ハート 薄ぴんくハート ちょっと薄ぴんくハート ぴんくハート 濃いぴんく

不完全な人間たちの生と死と愛の物語。
おそろしいほど人の内面に切り込み、それは綺麗だったり醜かったりで、多くは複雑に入り組んでいて理解に困難を極める。
直子がいる療養所で精神を病んだ患者たちが治療の一環で自分がなぜそうなってしまったのか考えたりするそうだが、系統立てたり細分化するのは難しいだろうとかいう場面がある(手元に本がないので確認できないのだが…)。
まさしくそうだな、と思う。

他人は自分の鏡だ。
人は相手に合わせた役柄を演じる。
だから自分がどんな人間かというのは自分と関わりのある人間を見ればよい。
よって、なぜそうなったのかという部分を考える時、治療では他人を交えて話し合うんだろうと思う。
でも他人だって不完全で、己をよく知っているわけではないはずだ。
心を完全に理解することほど難しいことはない。

幸か不幸か、この本を読んだ時、そして今も私の精神状態は少々良くない。
だから、私にとって今回の読書はただの読書にならなかった。
物語としてとてもよかったけれど、少し読む時期を間違えてしまったかもしれない。


以下、超簡単な感想。




一番のお気に入りはハツミさん。次点がレイコさん。

ハツミさんには幸せになってもらいたかったが、彼女があのろくでなしに惹かれたのが運命ならどこかに転機はなかったものかと悔やまれる。
もしかしたらただひとつ恋愛に恵まれず、愛する人に愛されないという不幸の末に夭逝したところがロマンチックに感じるのかもしれない。

この本の中で成長していって旅立つことができるのはワタナベ、ミドリ、レイコさんだけだったと思う。
ワタナベは二つの種類の違う愛に誠実に向き合ったし、ミドリは実際に付き合ったら私は嫌いなタイプだと思うのだが読んでいる分には随分楽しい女の子だった。
映画ではかなりカットされていたと分かったレイコさんのエピソードも好きだ。5倍増しで魅力的な女性に思える。

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