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のんびり気ままなBL小説中心の読書記録。

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「耳をすませばかすかな海」/崎谷はるひ

崎谷はるひ「耳をすませばかすかな海」 ill.おおや和美 角川ルビー文庫

耳をすませばかすかな海 (角川ルビー文庫)耳をすませばかすかな海 (角川ルビー文庫)
崎谷 はるひ おおや 和美

角川書店 2005-05-29
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ブルーサウンドシリーズ、その3。
瀬里の弟・和輝編。

なんでもできる完璧な弟・和輝に劣等感を抱いてきた瀬里だったが、一方で和輝も自分の“完璧さ”にコンプレックスを抱いていた。
周囲には勝手に期待され、できて当然と思われる。
傲慢で強引なきらいのある和輝だが、子どもにとっては重圧で、能力に隠れて自分を見てくれないことに辟易していた。

そんな和輝が高校3年生の夏に出会ったのが、年上の男・笙惟である。
出会ってすぐに体を重ねたのだが、下の名前だけを教えあっただけ。それきりになってしまう。
およそ1年後、ブルーサウンドに瀬里目当てにふらっと行けば、ラジオの公開放送があり、DJとして笙惟がいたのである。
その後、毎週木曜日にブルーサウンドで会えれば体をつなげるという関係が始まる。

笙惟は和輝より10歳上で、経験も豊富だが傷ついた経験がある。
傷ついたことがあるから臆病で、若く未来のある和輝の可能性をつぶしたくない。
和輝は笙惟に対して子どもなりに感情をぶつけ、頭がいいから屁理屈にも取れる理詰めで迫る。
大人の余裕を見せてきた笙惟の和輝への思いが少し可愛らしく思えた。

ストーリーはとても面白く読めた。
完璧ゆえに擦れたところもあるけれど、子どもっぽい一途さのある和輝と、大人の余裕と傷を持つビッチな笙惟。
話は面白いのに、キャラに萌えられなかったのはとても残念。
単純に好きなタイプじゃなかったのもあるけれど、笙惟は男前な受けのイメージがあって(性格はしっかりした男前だと思う)、崎谷作品の受けに特徴的なベッドシーンでの変容ぶりが受け入れられなかった…。


代わりにキャラクターで大変ときめきをもらったのが、大智×瀬里の中編。
本編の中で、ブルーサウンドのオーナー曾我の仕事を手伝いに海外に出た大智から届いた手紙が一騒動起こすのであるが、その決着編。

瀬里がたまらなく可愛いと思っているので、たいへん美味しく読んだ。
鈍くて天然、初心な瀬里が恋愛面でちょっと成長できた。
それにしても、大智はへたれてるなぁ。


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