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のんびり気ままなBL小説中心の読書記録。

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「龍と仔猫」/高尾理一

高尾理一「龍と仔猫」 ill.櫻井しゅしゅしゅ ショコラノベルス

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借金のカタにやくざに身売り…っていうのはよくあるBLのテンプレ。
なのになんでこんなに面白いんだろう?

高卒18歳の雅人は母を亡くし、姉と二人暮らし。
ホステスをしている姉を守りつつ生きているが、顔も名前も知らない父親がやくざだったことからやくざが大嫌いである。
ある日、姉・由佳子の働く店で男と揉めているところをやくざの志堂に助けられる。しかし、翌日志堂に呼び出されると、由佳子が借金で破産寸前であり、肩代わりする代わりに愛人なれと要求される。という話。

可笑しいのは三十も半ばの志堂が若い愛人に対してはしゃいでいること。
龍の刺青があるからって、一緒にお風呂に入って「ガオッ!」って…オイオイ。
志堂の雅人への可愛がりっぷりが半端じゃないのである。

雅人もただ可愛がられるだけの愛人でないのもいい。
金銭面でのことはすべて面倒を見られているわけだけれど、きちんと自分の意志を持っている。
高校でボクシングをやっていただけあって、体力もあるし、そこそこ喧嘩もできる。
可愛がられてゴロゴロのどを鳴らすだけでなく、時には噛み付く仔猫なのである。

すごく読んでいて面白い二人である。
やくざものとしてのストーリーというより、ひたすら甘いラブを楽しむ一冊。




唯一この本を読んでいてイライラするのは由佳子くらい。
由佳子の気持ちもまったくわからないわけではないのだ。
弟を養わなければならないし、父親がおらず、可愛がってくれた母親の恋人(=雅人の父親)は雅人にしか関心がない。
寂しいこともわかるし、由佳子なりに雅人を思う気持ちがあるのもわかる。
けれど、あまりに自分勝手だ。自分中心に物事を考えるのがイライラする。
ろくでもない男にばかりひっかかるも、雅人が志堂の愛人になったとわかっているのに志堂に色仕掛けをしたり、お金にルーズで借金についても考えが甘すぎる。
今後も変わらないんだろうなぁと思うと、雅人も大変そうだ。


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