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のんびり気ままなBL小説中心の読書記録。

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「年下の男」/椎崎夕

椎崎夕「年下の男」 ill.高久尚子 SHYノベルス

年下の男 (SHYノベルス154)年下の男 (SHYノベルス154)
高久 尚子

大洋図書 2006-03-10
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お気に入り度 ハート 薄ぴんくハート ちょっと薄ぴんくハート ぴんく


さてさて…。
表紙において大きく描かれている方が主人公だと思って読み始めた。
そうしたらなんだかおかしい描写がいくつかあったものの、そのまま30ページくらい読んでやっと気付いた。
受け・攻め逆に考えていたことに。
そうか…主人公の口が結構悪くて、喧嘩っ早いから攻めだと思ってしまったよ。
思い込みってすごい。


ストーリーはわりと面白く読めた。
なのに、人物に感情移入できず、なんでこの人こんな行動をとるのだろうと疑問符が頭に浮かんだ。主に攻め・舘上に対して。

物語としてはベタで、不運な出会い方をした主人公たちが、上司と部下として働き、さらに私生活ではアパートのお隣さんとして暮らす。
接している時間が長いから、惹かれていく過程が面白いはずなのだけれど。
主人公・大澤は大澤視点で書かれているから何を考えているのかとてもよくわかる。
舘上にだんだん惹かれていって、でも自分の気持ちがなんなのか気付かない、気付いても認めて受け入れようとしない。
それは大澤の性格上とても難しいことであることがわかるから、往生際悪いなぁと思いつつも、微笑ましく見守る心境で読める。

舘上は物腰が柔らかで顔もいいので、同僚の女性が言うように確かに観賞用かもしれない。
舘上は複数の男女と同時に付き合っている。相手も自分以外に相手がいることを知っているし、誰もないがしろにしないから、上手くいっていたらしい。
そんな男が本気の恋をした。そこがわからない。なんで大澤を好きになったのかよくわからない。
あれだけ上手いこと立ち回れる男が、堅物大澤相手を脅して身体の関係を持とうとするのか?

舘上がよくわからないまま読み終わってしまったのだが、その後タイトルを見て気がついた。
そうか、舘上のあの言動のすべては「年下の男」だったから!
年下の男=ワンコなのだ。
好きな相手に気に入られたくて甲斐甲斐しく奉仕し、しかしある日欲望を抑えきれずにエサを食べてしまう。
それでも一生懸命頑張っているのに、まるで見てくれない上に逃げようとするから噛み付いちゃって狂犬に…。
そうか、そうか。これで納得だ。

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