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「犬ほど素敵な商売はない」/榎田尤利

榎田尤利「犬ほど素敵な商売はない」 ill.志水ゆき SHYノベルス

犬ほど素敵な商売はない (SHYノベルス164)犬ほど素敵な商売はない (SHYノベルス164)
志水 ゆき

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愛されたことのない寂しい犬と、独占欲と執着心の強い寂しいご主人様の話である。

倖生は名前負けしていて、幸せを感じたことがない。
知り合いに紹介されたPet Loversというクラブで働き始める。
彼の最初で最後になった客が轡田である。
轡田の倖生への要求は、主人に従順な犬になることだった。

最初は嫌がっていた倖生だが、轡田が犬として甘やかされる生活に嵌っていく。
変な意味でのプレイではなく、本当に犬と主人の関係に二人は嵌っていった。
なんとなく本気で犬をやっている倖生を冷静に読めず、恥ずかしくてしょうがなかった。

その倒錯的な遊びがあまりに強烈だったからか、本気で恋をしたことがなかったからか、倖生は犬である自分のご主人様とは別の感情があることに気付くのは怒った轡田に捨てられ落ち込んでいるときに女友達のナナに相談してからだった。(このナナという女性がなんか好きだ)
一方の轡田は独占欲と執着心が強い人間で、前の恋人をそれで傷つけてしまったことを後悔して新しい恋人を作らず、寂しさを紛らわせるため、犬を欲し、しかし犬は早く死んでしまうから犬は飼わない寂しがりやでもあった。

ラスト、やっと恋人同士になったふたりの甘さがいい。
でもやっぱり犬は恥ずかしい。


読んでいる最中、轡田のキャラクターから「冷たいシーツの上で」の厳原が思い浮かんだ。
厳原も独占欲の強い男で、過去に恋人と別れた原因に厳原の性格があり、そしてどちらの作品も受けが元恋人と話をして背中を押されている…。
共通しているのはそれくらい。

「犬ほど~」は充分おもしろいし、これぞBLのエンターテイメントだと思う。
ただ、轡田と倖生の寂しくて愛されたいという気持ちは察するけれども、犬と主人という関係を本気でやっていた二人の感情は理解し難いし、あまり本の中に入り込めなかった。
だから「冷たいシーツの上で」を思い出したのかもしれない。

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