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「白の道程」

ともな李以「白の道程」 ill.冬乃郁也 二見シャレード文庫

白の道程 (二見シャレード文庫 と)白の道程 (二見シャレード文庫 と)
冬乃 郁也

二見書房 2009-10-23
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お気に入り度 ハート 薄ぴんく


新人小説賞の作品。
電子書店パピレスにて無料で読め、読者の投票で決まる。
しかし、どのくらいの票が集まればいいのだろう。
順位は出るのだけれど、実際の票の数や得票率なんかは書いてないんだ。

最初にここからデビューした「いつでも君の傍にいる」はリアルタイムで読んでいたけれど、これが掲載され始まる頃には毎週ダウンロードするのが面倒くさくなっていた。
とはいえ、あとで紙書籍化することを知り、あらすじを読んで少し気になっていたので発売を少し楽しみにしていた。
けれど、発売延期が何度かあり……。
期待が募った分、内容に求めるハードルが高くなってしまったのだと思う。




三角関係の話。

郡司は大学でゼミが一緒になったことで知り合った高田が好きである。
しかし、高田には成美という妻がいる。
大学のゼミの仲間でスキーに毎年行っていたが、他大学の成美は友人に誘われ参加していた。
成美は高田を好きになり、郡司は一つ下の成美を妹のように思っていた上、男同士では高田への思いは報われないと成美との仲をとりもったのだ。
そして、大学卒業から10年、郡司は成美からセックスレスの相談を受ける。

高田はかなり感性が世間一般からずれた人である。
実は高田、郡司のことをずっと好きだったというオチなのだが、ではなぜ成美と結婚したのか。
高田は郡司が自分を好きだと知らなかったので、郡司が妹のように可愛がり、付き合ったほうがいい、結婚した方がいいと言うその言葉にただ従っていたのだ。
セックスレスなのは当然、好きでもない成美とする理由がないから。その上、ある時郡司が男といるところを目撃し、男の自分でも郡司を手に入れられる可能性があると知ったから。

郡司には浅岡というセックスフレンドがおり、この浅岡がとてもいい男なのである。
浅岡は広く浅く付き合いがあったけれど、郡司ひとりにしぼるつもりだった。
しかし、郡司には心から好きなあいてがいて、浅岡は逃げ場所であることを知った上で突き放すのだ。
ここぞという時に手を差し伸べることなく怒ってくれる、浅岡が郡司を真に好きでなければできないことだ。
浅岡はこんなにいい男なのに、郡司は高田が好きなのだ…。(浅岡のほうが絶対いいって!)

まるで被害者のような成美だが、彼女にも非はある。
成美は郡司が高田を好きであることを知っていた。
だから、郡司に高田をとられないように郡司に仲介を頼んだのだ。
最終的に高田とは離婚、それまでの結婚生活も高田は成美を恋愛の対象として最後までみないままの決して幸せとはいえないものになってしまったのは、高田を寝取った郡司と自分の気持ちをはっきりさせなかった高田に加え、成美の恋に必死であるが故の卑怯さも原因のひとつである。

しかし、成美には同情するし、これから高田なんかよりずっといい男をみつけて幸せになって欲しいと思うが、郡司と高田に対しては何も感じない。
結局このふたりがさっさと互いに告白していればよかったんだから。(でもそれじゃ、物語にはならないのよね)

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