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のんびり気ままなBL小説中心の読書記録。

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「愛と混乱のレストラン」

高遠琉加「愛と混乱のレストラン」 ill.麻生海 シャレード文庫

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一体何度読み返したのか知れない、愛する作品の第一巻。
完結前に復習しようと、再読。


たとえるのなら、割れやすい硝子玉を割れないように緩衝材を巻きつけ、そのうえ鎧で固めたような。
私がそう感じたのが、主人公・フレンチレストランの総支配人の鷺沼理人。
この一巻は、理人が働くレストランのシェフ・久我修司が鎧を取っ払う話である。
ここではまだ硝子玉にいたらない。二巻ではよろしくない方法で修司は硝子玉を壊してしまうのだけれど。

鼻持ちならない、いけすかない。偉ぶったエリート支配人の理人。
本当に経営のことしか考えていなくて、料理を道具としか扱わない。食べることが嫌い。
食べることの意義、料理が様々な命をいただいていること、楽しんで食べることの大切さを大事にする修司にとっては虫の好かない相手。読んでるこっちも、いい印象はない。
けれど、ところどころ弱さをのぞかせる。不安定で、背中を押したら崩れそう。
最後、彼はずけずけと踏み込んでくる修司にはいつか見破られてしまうならと、過去を話す。
エリートの仮面の下の脆さにせつなくなった。

一方、修司は理人が気に食わない。
なのに、理人の上司で唯一笑顔を見せる相手である叶に苛立ちを覚える様が良かった。
「子」「理人」と会話の中で出てきた些細な言葉に邪推したりと、恋には遠いが芽生えたことがわかる感情の動きがいい。なかなかこんなに丁寧に書かれた本ってない気がする。

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