Rosacyanin

のんびり気ままなBL小説中心の読書記録。

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「シンプルライン」/杉原理生

杉原理生「シンプルライン」 ill.亀井高秀 幻冬舎ルチル文庫

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杉原 理生 亀井 高秀

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ストーリーはいたってシンプル。
主人公・圭一は10年ぶりに再会した元義弟・孝之が好きだが、本当は血が繋がっているのではないかという疑念から孝之の気持ちを受け入れることができないというもの。
最初からふたりは両思いなのだが、圭一は孝之が好きで好きでたまらないので、孝之のことを思ってどうにか諦めさせようとする。
たった2歳しかふたりは違わないのだが、孝之がやたら幼く感じるのは義兄弟だったときの名残りかな。
圭一は大人で、孝之を好きな気持ちはほとんど隠して表向き冷静な対応をしているが、孝之はずっと圭一が好きだということしか言わない(計算だったらどうしよう)。
この孝之の圭一への気持ちは激しいもので、年下のすがる可愛さよりも恐怖を覚えたのは私だけだろうか…。
(最終的に襲ってはいるけどそれまではかなり紳士的なのに)

正直、ふたりが互いを意識し始めるのが思春期ということもあって、特に孝之なんかはそのころの刷り込みが強いように思える。
作中で本人達は否定していたと思うのだが、おかげで私には純粋に心で恋愛してますっていう感が感じられず残念。
けれど、圭一が孝之を家に上げないのに窓から帰る姿を名残惜しく見てしまったりするちょっとした行動が可愛くてよかった。描写が丁寧な作家さんなんだなぁ。

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「公家武者 松平信平 狐のちょうちん」/佐々木裕一

佐々木裕一「公家武者 松平信平 狐のちょうちん」 二見時代小説文庫

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レーベル名からして時代小説の本作。
実はいわゆる秘剣○○とかが出てくる“時代小説”を読むのはたぶん初めて。
でもこの本のことはネットで知って、なんだか読んでみたいという気にさせられた。

さて、主人公は実在の人物。
一話目で公家から旗本になったのは15歳、会ったこともない女性と結婚する2話目からは18歳で、彼が持ち前の正義感と秘剣で悪を倒していくのだけれど…。
これがなんとも軽く読めてしまう。
文章やセリフ回しは確かに時代小説のものだと思うんだけど、とってもライト。
信平のキャラクターもまた真面目で可愛げある若者で、脇役も善衛門とお初がいい味を出している。
この本の魅力は可愛くて時々くすりと笑ってしまうキャラクターと軽く読める文章にあるんだと思う。

そして、よく時代小説を読む(藤沢周平のファン)おかんにも読んでもらった。
すると「読みやすい」「面白い」「キャラがいいね」等々の感想をもらった。
買ったばかりの2巻も一気に読んでしまって、早く次の巻がでないものか、テレビドラマにならないものかとぶつぶつ…。

私も同意。

「咲くや、この花 左近の桜」/長野まゆみ

長野まゆみ「咲くや、この花 左近の桜」 角川書店

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左近の桜」の続編。

桜蔵は高校三年生になって進路なんかを考える時期。
しかし相も変わらず人でないものたちに翻弄されているが、そこが艶めかしくも可笑しい。
面白くてどんどん引き込まれていくのだけれど、最後の話でそれまでの面白さがすべて一気に吹き飛んでしまった。
ついに柾が動いたってところか…。
果たして最初からそのつもりだったのだろうか。
やはり喰えない人だと思うが、桜蔵にしてみれば今後の生活(身の安全?貞操?)を思うと頭が痛そう。

是非とも続編が読んでみたいのだが、柾が桜蔵に対してどう接するのかちょっと怖いような、でもそんな攻防が楽しみのような…。

「New Roses Vol.10 SPECIAL EDITHION for 2012」

「New Roses Vol.10 SPECIAL EDITHION for 2012」 産経新聞メディックス



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薔薇好きにはたまらない「New Roses」の最新刊。
届いてすぐさま開いた。

今回のテーマは「色」。
薔薇の色についての育種家たちの話はとても興味深い。
けっこう色々な人の話が載っていて、海外の有名どころもしっかり。
いろいろなことを考えて作っているんだなぁって感心。
(当然といえば当然だけれども、最初にこんな薔薇を作ろうという夢を持って掛け合わせていくというのに驚き。つまりどれを掛け合わせればどんな性質が子どもに出るのかがある程度わかるってことで、育種家の頭の中をのぞいてみたい)
海外と日本で好まれる色の傾向が違うのも楽しい。
青薔薇が好きなのは日本やアジアなんだそうで、ヨーロッパではそれほど不可能の色への憧れはないみたい。

そういえば、巻頭のドレスとブーケの写真もとても綺麗だった。
中世ヨーロッパのお姫様のようなドレスと薔薇の共演。
薔薇目当ての人間としては、もうちょっと薔薇を前面に出して欲しい気もしたけれど、綺麗なものは綺麗。
いつか私もこんなドレスを着て薔薇のブーケを手に持ってみたいなぁ(似合わないだろうが)。

「ちはやふる 1~14巻」/末次由紀

末次由紀「ちはやふる 1~14巻」 BLKC

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アニメが始まったので読み返した。
2巻が地震で倒れた花瓶の水でごわごわになってしまったので、買いなおし。

やっぱり面白いなぁ。
競技かるたという今までまったく注目してこなかったというか、存在自体認識していなかったものにスポットを当て、且つ熱いスポ根漫画になっているのがすごい。
でも本当にすごいのは、ただのスポ根じゃないってところか。

そもそもまるでスポーツのような競技かるただけれど、やっぱりスポーツではない。
勝負に一生懸命な登場人物たちの勝敗の行方にはらはらどきどきするし、練習や経験を重ねて強くなっていくのは確かにすごくて楽しい。
けれでも勝負とは別で、百人一首は千年伝わる歌で、言葉なのだ。
技巧を凝らして自然の美しさや想いが紡がれている。
日本語って美しいな、日本の文化って素晴らしいなってこの漫画を読むたびに思う。

「そして世界は色づいた」/橘りたか

橘りたか「そして世界は色づいた」 ill.高星麻子 SHYノベルス

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半分読んで放置していたのをやっと読了。
別に苦手でも読みにくかったわけでもないんだけど。

これが著者のデビュー作。ネットで発表したものなのだそう。
ネットという媒体であるためか、それとも意図的にそうしたのかは分からないけれど、文体は非常に軽快でさくさく読める。
内容もすいすい読めて楽しめる感じ(じゃあなんで途中で止まってたんだ)。

主人公は暗いところがダメなコンビニアルバイトのあきら。
ある日常連の男を助けるのだが、そいつが殺し屋稼業のヤバイ奴。
名乗らないのであきらは勝手に黒いコートを着ているので黒コート→クロコと呼ぶ。
え、お前そんな変なあだ名つけてアパートに住まわせてる場合じゃないよね、助けてやったのに襲われたよね!?
あきらはなんかちょっとずれた子だった…。

でもあきらはとてもまっすぐで強くて、一本芯が通った人なのだ。
脆さも孕んでいるけれど、傷ついても簡単に壊れない強かさがある。
一度は拉致されて危ない目に遭っても、常に危険と隣り合わせのクロコを受け入れ、一緒にいることを選んだのは彼自身の強さなんだと思う。


「白昼堂々」/長野まゆみ

長野まゆみ「白昼堂々」 集英社文庫

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お気に入り度 ハート 薄ぴんくハート ちょっと薄ぴんく


この作家さんは3冊目。
今度はきっちり狙ってみた。
昭和が舞台の完全に男が男に恋をするお話。
華道っていいなぁ。

でも、なんかちょっと物語りに入り込めなかった。
凛一の予想以上の魔性な雰囲気と話し方が年齢に見合わない気がしてしまったのと、凛一と間違われる親戚の女の子が不憫に思えてしまったからだと思う。

このシリーズはあと3冊ある。
気長に読みたいけど、間が空くと登場人物が思い出せなくなるからなるべく早いうちに読みたいな。
(と書いたところでどうせ読めないだろうけど)
今「左近の桜」の続きを読んでるけど、脇役が前作でどんなだったかまったく覚えてなくて(特に弥)困ってる…。

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