Rosacyanin

のんびり気ままなBL小説中心の読書記録。

Entries

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

「ファースト・ラブ」/うえだ真由

うえだ真由「ファースト・ラブ」 ill.水姫暁乃 アイスノベルズ

ファースト・ラブ (アイスノベルズ)ファースト・ラブ (アイスノベルズ)
水姫 暁乃

オークラ出版 2000-03
売り上げランキング : 358314

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

お気に入り度 ハート 薄ぴんくハート ちょっと薄ぴんく


地味でベタだけど、平坦で面白みのない本にならないのは、心理描写が上手く引き込まれるから。
派手な展開はない分、安心して読めた。セフレ関係がちょっとしたお出かけや喧嘩で変化していくのが微笑ましい。
欲望に忠実で傲慢な攻めが多いBL界において、自分の嫉妬心を押し殺して受けの背中を押してあげる優しさがよかった。
最後はそのままくっつくのかなーと思っていたら、受けが意外とその場の感情に流されない子で手強い。
ノンケとゲイの違いって、ゲイのほうから見たらかなり厳しいんだろうな。

うえださん、デビュー4冊目の今作だが、最近の作品と言われてもあまり違和感がないかもしれない。
『ヒミツな二人』『ラブリー・デイズ』は微妙だったけど……私のイメージするうえださんらしさが感じられるのだと思う。

スポンサーサイト

「好きだなんて聞いてない」/鳩村衣杏

鳩村衣杏「好きだなんて聞いてない」 ill.大和名瀬 B-BOY NOVELS

好きだなんて聞いてない (ビーボーイノベルズ)好きだなんて聞いてない (ビーボーイノベルズ)
大和 名瀬

リブレ出版 2009-07
売り上げランキング : 249348

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

お気に入り度 ハート 薄ぴんくハート ちょっと薄ぴんくハート ぴんく


同レーベルから出ている「秘書の嗜み」とリンクしているらしい。
鳩村さんらしく、お仕事が結構書かれているけれど、仕事よりは恋愛よりのストーリーだった。

主人公たちは昔からよく知る幼馴染ともいえる間柄。
一つ年上の利臣は、俺様な性格で皆を引っ張る頼れる上司として働く。
一方の夏貴は別部署で働くこちらも出世頭の一人。

ある日利臣は夏貴に相談される。曰く、「男に片想い中」。
そこでなんでか俺が練習台になってやるよ!なんだ、利臣…。
確かに俺様性格なんだけれど、無駄に傲慢なところはない。
ぐるぐる悩んじゃうあたり、結構可愛らしい一面がある。

問題なのは利臣ではなく、夏貴のほう。
えっちではちょっと意地悪で鬼畜…とあらすじにも書いてあるけれど、そこじゃない。
利臣を手に入れるために高校時代から人を転がすにはどうすればいいのか練習し、利臣への相談も反応を見るための実験だったのである。
他にも色々、利臣が何を考えているのかわかった上で振り回している。
年下の男が一途に恋人を思っていると思えば可愛いのだが、ソフトな腹黒人間かと思っていたのに、どうやら底は深そう。
ちょっとぞっとする余韻を残して終わったのは腹黒い攻めが好きな人間には物足りないか?

「年下の男」/椎崎夕

椎崎夕「年下の男」 ill.高久尚子 SHYノベルス

年下の男 (SHYノベルス154)年下の男 (SHYノベルス154)
高久 尚子

大洋図書 2006-03-10
売り上げランキング : 242278

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

お気に入り度 ハート 薄ぴんくハート ちょっと薄ぴんくハート ぴんく


さてさて…。
表紙において大きく描かれている方が主人公だと思って読み始めた。
そうしたらなんだかおかしい描写がいくつかあったものの、そのまま30ページくらい読んでやっと気付いた。
受け・攻め逆に考えていたことに。
そうか…主人公の口が結構悪くて、喧嘩っ早いから攻めだと思ってしまったよ。
思い込みってすごい。


ストーリーはわりと面白く読めた。
なのに、人物に感情移入できず、なんでこの人こんな行動をとるのだろうと疑問符が頭に浮かんだ。主に攻め・舘上に対して。

物語としてはベタで、不運な出会い方をした主人公たちが、上司と部下として働き、さらに私生活ではアパートのお隣さんとして暮らす。
接している時間が長いから、惹かれていく過程が面白いはずなのだけれど。
主人公・大澤は大澤視点で書かれているから何を考えているのかとてもよくわかる。
舘上にだんだん惹かれていって、でも自分の気持ちがなんなのか気付かない、気付いても認めて受け入れようとしない。
それは大澤の性格上とても難しいことであることがわかるから、往生際悪いなぁと思いつつも、微笑ましく見守る心境で読める。

舘上は物腰が柔らかで顔もいいので、同僚の女性が言うように確かに観賞用かもしれない。
舘上は複数の男女と同時に付き合っている。相手も自分以外に相手がいることを知っているし、誰もないがしろにしないから、上手くいっていたらしい。
そんな男が本気の恋をした。そこがわからない。なんで大澤を好きになったのかよくわからない。
あれだけ上手いこと立ち回れる男が、堅物大澤相手を脅して身体の関係を持とうとするのか?

舘上がよくわからないまま読み終わってしまったのだが、その後タイトルを見て気がついた。
そうか、舘上のあの言動のすべては「年下の男」だったから!
年下の男=ワンコなのだ。
好きな相手に気に入られたくて甲斐甲斐しく奉仕し、しかしある日欲望を抑えきれずにエサを食べてしまう。
それでも一生懸命頑張っているのに、まるで見てくれない上に逃げようとするから噛み付いちゃって狂犬に…。
そうか、そうか。これで納得だ。

「ロマンスを殺せ」/鳩村衣杏

鳩村衣杏「ロマンスを殺せ」 ill.斐火サキア アズノベルズ

ロマンスを殺せ (AZノベルズ)ロマンスを殺せ (AZノベルズ)
斐火 サキア

イースト・プレス 2003-10-29
売り上げランキング : 716602

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

お気に入り度 ハート ぴんくハート 濃いぴんくハート 赤


恋愛小説家の受け、行成には困った癖がある。
自分が恋愛すると原稿が書けない。しかも、ちょっと外出しただけですぐに恋に落ちる。
そんな行成に原稿書かせるため、月50万の給料で住み込みで働くことになった鳴海。
鳴海は役者の卵だが、家事全般できる上、容姿もよく演技できるので、出版社の新入社員として行成の家に住み込んで生活の世話をし、そして裏で行成の恋を潰していくのだ。

表題作は攻め・鳴海の一人称で進む。
行成は見た目美人なのだが、どうにもそそっかしい人で、生活能力がない。ついでに天然。
変わった人が好きなので、この行成はすぐに気に入った。

鳴海は行成の恋を裏から壊していくのだが、自分が行成を好きになってしまう。
そんな中、ひとつの事件が起こる。
まったくタイプの違う作家の妨害工作で、わざと行成に恋愛させようとプロの女優が送り込まれたのである。
鳴海や行成の担当編集者らが気付き、行成に内緒でかたをつける。女優への口止め料はかなり高く、鳴海に土下座まで要求してくるのだ。なんて意地汚い女だろう…。惚れた弱味か、鳴海は行成が真実を知って傷つかないようにする為なら土下座なんて安いものだった。

その後無事に原稿をあげた行成を見届け、鳴海は黙って姿を消す。
好きだから、騙していたことを知れば傷つくような繊細な心を持った行成だから。
しかし行成は鳴海が思っていた以上に強い人だったらしい。
自ら担当を脅してまで鳴海の居所を聞き出し、直接訪ねてきたのだ。
っていうか、私もこの先生がここまで行動力があるとは思わなかったから驚いた。恋ってすごい。

その後の話「ロマンスを救え」は、行成一人称。
ぽやぽやしているのかと思ったら、しっかりしていてびっくり…。
抜けているところは確かにあるんだけれど、ちゃんと年上らしいところもあってますます好きになった。

ストーリーとしては、行成を陥れようとした作家の陰謀がまだ続いていた。
姿の見えなかった黒幕だが、なんで書いているものも読者層も違うのにちょっかいかけてくるのかと不思議だったのだが、納得。
憧れの存在はいつまでも憧れであり、イメージが壊れてしまうのが嫌なものだ。
戦隊ヒーローは好きだが、中の人がいるという現実は無意識に消去してしまっているようなものか?
現実を生きる人間に勝手な憧憬やイメージを押し付けられるのは迷惑だなぁ。
そうまでして高みの存在であってほしかったのはわからないでもないけど。

鳴海は行成の小説が原作の映画に出演することになり、俳優として活躍しているシーンをもっと読みたかったかな。

「ラブリー・デイズ」/うえだ真由

うえだ真由「ラブリー・デイズ」 ill.滝りんが アイスノベルズ

ラブリー・デイズ (アイスノベルズ)ラブリー・デイズ (アイスノベルズ)
滝 りんが

オークラ出版 2000-08
売り上げランキング : 980892

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

お気に入り度 ハート 薄ぴんくハート ちょっと薄ぴんく


うおーびっくりした!
まさかのファンタジーなどんでん返し。

高校の先輩×後輩で、攻めの一人称で書かれている。
この主人公・健太郎はサッカーは上手いがおつむが弱い。
アホなもんだから読み始めると続けるのがつらかったのだが、人は慣れてくるものだし、慣れることができただけやはりうえだ先生は素晴らしい…!

健太郎は両親が仕事で海外なので、一人暮らしである。
健太郎が暮らすマンションに、ある日住み込みの家政婦(夫)がやってくる。
その少年は、健太郎が恋するサッカー部のマネージャー・鶴田真由(まさよし)にそっくり。名前をマユと名乗る。
大変が気が利いて有能なマユだが、ところどころおかしな行動が見られる。
果たしてマユは真由なのか?

まあ、そこは最初からわかっていたんだけど……。
(もしくは本当に別人オチなのかとも考えていたさ)


「フォー・ユア・プレジャー」/柴田よしき

柴田よしき「フォー・ユア・プレジャー」 講談社文庫

フォー・ユア・プレジャー (講談社文庫)フォー・ユア・プレジャー (講談社文庫)

講談社 2003-08-08
売り上げランキング : 64769

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

お気に入り度 ハート 薄ぴんくハート ちょっと薄ぴんくハート ぴんくハート 濃いぴんくハート 赤


花咲慎一郎シリーズ、2巻目。
前作「フォー・ディア・ライフ」で新宿一怖い山内に4千万円もの借金をしてしまった花ちゃん。
相変わらず赤字経営の無認可保育園にこにこ園だが、園の赤字補填と山内への借金返済のために花ちゃんは裏家業・私立探偵で毎日身を粉にして働いている。

今作も前作同様、複数の事件が複雑に絡まっている。
とにかく先に進みたいという欲求を抑えて、時々頭の中を整理しないと花ちゃんがどの件を追っているのかわからなくなって大変である。
けれど、最後はほっこり心温まるのはにこにこ園効果。

しかし…。
「聖なる黒夜」は読んでないけど(なんか勇気がでない)、RIKOシリーズは読んでる分、山内ネタにニヤニヤわらってしまう。
時系列がよくわからないんだけど、この花ちゃんシリーズはRIKOシリーズより先?後?中間?
たぶんヒントになる描写はあるんだろうけど、じっくり読んで整理しないと無理そうだ…。
あーあ、RIKOシリーズは続き出ないのだろうか。
目標を見つけて肝の据わった緑子の活躍が読みたい。



以下、非常にネタバレ…。

購入記録 2010.05-2

5/11~5/20のお買い物。
買い物魂が爆発した…。


【5/13に届いた本♪】
「PRIVATE PRINCE 1」 あさとえいり/ガストコミック
中古。えーと…1巻以降はどうなっているのでしょう?

「いつか青空になる翼」 たけうちりうと/クリスタル文庫
中古。たけうちさん大好き。

「恋はhigh interest」
「放課後のサイクロメーター」
「純情・愛情・過剰に異常!?」
「てのひらの秘密」
「ファースト・ラブ」
「恋愛さばいばる」 うえだ真由/アイスノベルズ
「それはそれで問題じゃない?」
「みにくいアヒルの子」 うえだ真由/新書館ディアプラス文庫

中古。好きだー。

「願いは夜空の星に似て」 朝月美姫/クロスノベルス
「緑陰 たったひとりのあなたへ」 春原いずみ/二見シャレード文庫
「たぶん好き、きっと好き」 遠野春日/ダリア文庫
「エンジェルノイズ」 谷崎泉/ラキアノベルズ
「gift-ギフト-」 櫻井ちはや/リンクスロマンス
「夜空には満点の星」 小塚佳哉/ラキアノベルズ

中古。あさとさんのイラストを求めて、読めそうなあらすじを探し…。

「スーツとリボンタイ」 篁釉以子/アイス文庫
中古。この作家さんに再び挑戦。

「エンドレス・ゲーム」 月村奎/新書館ディアプラス文庫
中古。面白そう。


【5/14に届いた本♪】
「好きだなんて聞いてない」 鳩村衣杏/BBN
「君の心を眠らせないで」 鳩村衣杏/リンクスロマンス

中古。鳩村さん集めは楽しい。

「大人になるための条件」
「もし恋でなかったとしても」 ふゆの仁子/ダリア文庫

中古。あさとさん集めも楽しい。


【5/18に買った本♪】
「共同戦線は甘くない!」 鳩村衣杏/キャラ文庫
キャラ文庫は口絵が両面だから危険である。

「ダナエ」 藤原伊織/文春文庫
あの帯の文句を読んでしまえば買わずにはいられない。


【5/19に届いた本♪】
「落花の褥」 高尾理一/ショコラノベルス
中古。電子書籍で高尾さんを何冊か読んで面白かったので紙で買ってみた。

Menu

最新記事

プロフィール

和音

Author:和音
本と薔薇をこよなく愛す。

ボーイズラブが9割以上です。
ネタバレにお気をつけ下さい。
薔薇の栽培日誌→薔薇に恋して。

にほんブログ村 小説ブログ 小説読書感想へ
にほんブログ村 小説ブログ BL小説読書感想へ
にほんブログ村
↑一応参加中。
ポチしていただけると嬉しいです♪

お気に入り度

独断と偏見とその日の気分によって決定。

【BL系】
さよなら ×1:そこそこ
×2:普通 ×3:好き
×4:大好き ×5:お宝

【BL以外】
:さよなら ×1:そこそこ
×2:普通 ×3:好き
×4:大好き ×5:お宝

カテゴリ

検索フォーム

月別アーカイブ

タグリスト

整理中。

読書メーター

和音の最近読んだ本

カウンター

since 2009/08/03

QRコード

QR
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。