Rosacyanin

のんびり気ままなBL小説中心の読書記録。

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「恋愛できない仕事なんです」/砂原糖子

砂原糖子「恋愛できない仕事なんです」 ill.北上れん 新書館ディアプラス文庫

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恋愛できない仕事=刑事、ということで組織犯罪対策課に勤務する刑事さん、後輩×先輩。
年下攻めは苦手なんだけど、これは美味しくいただけた。
実はいっしょに北上れんさんがイラストを付けている別の小説も買ったんだけど、そっちはよく確認せず買ったせいで失敗。
年下わんこだった…orz

主人公の本名は覚醒剤の一斉摘発である男を取り逃がしてしまうが、男の置き去りにされた恋人を逮捕し、彼女から情報を引き出そうとする。
女の取り調べを続けていくと、彼女に言われるのだ。
恋愛したことないんじゃないの、と。

実はまったくその通りで、付き合っていた彼女はいたものの、それは何年も前の話。
それも本当に恋愛だったかといわれれば微妙なところ。
そんなところで、本名に恋する後輩が、実は本名は恋愛に興味が無いのではなく女に興味が無い=ゲイなのではないかと疑い、あれやこれやと悟られないように探りを入れ、酒を入れてベッドに持ち込んでしまう。
これをきっかけに本名は自分の恋愛観について考えるようになり、後輩への恋心を自覚するようになるのだが……。
なんかちょっと刷り込みのように思えてしまって、あなた本当にそいつのこと好きなの?と訊きたくなってしまった。

できればその後の二人を読んでみたいなぁ。
まだまだ恋愛に関して雛の状態の本名が、もっと色々悩むところを読みたい。
事件の方もそれなりに面白かったし、続編が出ると良いな。

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「純情アイランド」/砂原糖子

砂原糖子「純情アイランド」 ill.夏目イサク 新書館ディアプラス文庫

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微ファンタジーなラブコメ。
超天然・純粋培養御曹司が可愛くてたまらない一冊

人口3000人ほどの離島が舞台。
島の権力者で、島にある大学の経営者の息子・比名瀬に好かれて困っている大学生、崎浜。
島から出ようとすると突如海が荒れ、時に流氷が漂着して気象庁をも驚かせる…。
島民に神格化されている比名瀬に妙な力があるらしい…。

崎浜の恋人だと信じ込み、使用人に傅かれてきたために生活能力ゼロの比名瀬が可愛い。
鬱陶しく崎浜に付きまとい、崎浜に彼女ができても男同士を恥ずかしがったカモフラージュだと思い込むあたりは若干うざいと思えなくもない。
でも崎浜の言葉を信じ、崎浜のためならと必死に頑張る姿は、かなりズレていても可愛く思えてしまう。
表題作後の「純情クリスマス」では、記憶喪失になるという王道ネタだけれど、崎浜を思い出せなければ崎浜に好きになってもらえないと泣くのに胸がきゅ~んとなった。
赤ちゃんはコウノトリが運んでくるとか本気で信じているのには笑ったけれど、崎浜を一心に想うところは本当にピュアなのだ。
可愛すぎて仕方ない…。


あとがき読んで、この本がディアプラス文庫139冊目というのは仕組んだのか偶然なのか、知りたくなった…。


「メランコリック・リビドー」/砂原糖子

砂原糖子「メランコリック・リビドー」 ill.ヤマダサクラコ 幻冬舎ルチル文庫

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『センチメンタル・セクスアリス』のスピンオフ。
お気に入りの日和佐が主役で嬉しい~と思いつつ、実はこっちを先に買った事実を考えるとなんか微妙。
砂原さんの本はなんだか、苦しい痛みを抱えた登場人物がよく出てくる気がする。
ってそんなにたくさん読んでるわけじゃないけど。

日和佐に恋する少年・千夏史(ちかし)は、かなり真面目。
恋心を打ち明けても報われないとわかっているから、時々マンションに行って家政婦まがいのことをする。
千夏史の兄・由多夏(ゆたか)は高校時代から日和佐と付き合っていて、そして亡くなった。
千夏史は日和佐と由多夏の関係を知っていたのだ。

この本は現在進行形の日和佐と千夏史の恋が成就する話であり、既に終わった日和佐と由多夏の恋を振り返る話でもある。

遊びのつもりで付き合っていた由多夏に、実は恋をしていた日和佐。
遊びのつもりで声をかけ、付き合っていたと思っていたが、実は日和佐を好きだった由多夏。

真面目一方の、まだまだ子どもだと思っていた千夏史の方がずっとよく見ていた。
日和佐と由多夏の真実を千夏史はわかっていたのである。
ずっと由多夏のことがひっかかっていた日和佐が千夏史によって解き放たれるシーンがとてもよかった。
すこし涙ぐんでしまった。

「センチメンタル・セクスアリス」

砂原糖子「センチメンタル・セクスアリス」 ill.ヤマダサクラコ 幻冬舎ルチル文庫

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イラストがマッチしていてとても楽しく読めた。
BLらしいエンターテイメントだ。


主役ふたりは最初から既に両思いと考えていいだろう。

攻め・真部は大学院生で、受け・春巳はあんまり売れないモデル。
ふたりは同居していて、春巳が好きな真部の誘いに家を出たかった春巳が乗った形。
最後まではいかないけれど、やってはいる関係。

真部はどうして春巳がいいんだかさっぱりなのだが、春巳一筋。
寡黙で時には嫉妬して、なかなかいい男である。

春巳は遊んでばかりで、稼げもしないのに金にルーズ、女にもルーズ。
ダメダメな子である。

春巳はコンプレックスゆえに往生際の悪いやつであった。
見た目が綺麗で可愛い、父親は厳しいと有名な柔道場、しかし弱い上に男に痴漢され父親に殴られ怒鳴られる。
それはお父さんも悪いよ~と思った。
見た目が可愛いのも弱いのも春巳の個性で、お父さんにも理想の息子像があったとしても、それでいいことを認めて教えなければならなかったのに。
おかげで早 漏なのをガールフレンドたちに言われてそれもコンプレレックスだし、男に痴漢された過去からホモもトラウマ気味だし。
真部に向き合い、生活を見直そうともしなかった春巳自身も十二分に悪いわけだが。

でもあれだ。真部もかなり春巳を甘やかしていた部分もあるから、もしかたら軽く共依存だったのかも。


当て馬(?)の日和佐というカメラマンが一番好きだな~と思いつつもとても楽しめた一冊だった。

「スリープ」

砂原糖子「スリープ」 ill.高井戸あけみ 新書館ディアプラス文庫

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睡眠障害者の同級生の話。
ナルコレプシーという発作的に眠くなってしまう病気の倉知と、PTSDにより不眠症の上木原。

ともに幼少期に心に深い傷を負っている。
かなり重いけれど、あっさり書かれているので読みやすかった。
攻めの上木原のキャラクターが話をコメディちっくにしてくれているからかもしれない。
もっとシリアスでも充分私の好みにヒットしていたと思うけど。

倉知と同居している従兄弟の優一に関してはもっと書き込んでくれてもよかったような気がする。
メインはふたりの恋なんだから、わきはいいような気もするけれど…倉知に深く関わってくることだし。
優一だけでなく、叔父と母親に関しても同じ。重要なことなのに宙に浮いている感じがしたのだ。

上木原はどこでもいつでも、眠ってしまう倉知の世話をしている。
ただし、不特定多数の女性と遊びまくっている。
でも他のBLに出てくる遊び人たちとは雰囲気が違う。
過去のトラウマの所為か、不眠症で暇つぶしにしているからか、倉知を襲わないために日々女を代わりにしているから…
すれた感じもしないし、空元気。
倉知がツンデレっぽいのに対して、上木原のキャラは珍しいような気がした。

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